【第12回】GP旧枠モダン【協賛:敵対するもの、オブ・ニクシリス杯】 https://t.co/mUQhSyY2C8
— 双木湊 (@Minato_Namiki) 2022年5月13日
第12回GP旧枠モダン、皆様お疲れ様でした。
GP旧モ
— とりにく (@toriniku_wing) 2022年6月11日
白単○×○
赤緑ステロイド○××
赤単バーン×○○
エスパーリアニメイト○○
エルフ○○
Top8進出!!!!!!!!
今日の旧モGPで使った60バベルです 人生で初めて予選ラウンド1位を取りました(シングルSEで優勝者に負けたが) #旧枠モダン pic.twitter.com/e6uifbPmnW
— とりにく (@toriniku_wing) 2022年6月11日
MtG関連では初の予選ラウンド突破からのシングルエリミネーションに進むことができた。
色々研究したし色々考えた結果成果を得たので、とても嬉しい次第である。まあシングルエリミ一回戦で負けたが。
負けた相手は優勝者/準優勝者なので納得度は高い。簡単に言うと自分が悪い。くやしい。
デッキを選択した理由などは続きから。腕が痛いので詳しくは明日書きます。書きました。
・リスト
取り急ぎリストだけ。枚数などは寝て起きて痛みが引いたら書きます。
クリーチャー10
2《サルタリーの僧侶/Soltari Priest》
4《稲妻の天使/Lightning Angel》
4《霊体の先達/Karmic Guide》
呪文25
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《対抗呪文/Counterspell》
3《マナ漏出/Mana Leak》
3《火/Fire》+《氷/Ice》
2《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》
2《吸収/Absorb》
1《ウルザの激怒/Urza's Rage》
1《解体の一撃/Dismantling Blow》
1《除外/Exclude》
4《嘘か真か/Fact or Fiction》
1《地震/Earthquake》
土地25
1《山/Mountain》
4《平地/Plains》
3《島/Island》
1《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《沿岸の塔/Coastal Tower》
2《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
2《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
2《真鍮の都/City of Brass》
3《反射池/Reflecting Pool》
1《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment》
2《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》
サイドボード15
1《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
1《無効/Annul》
2《白騎士/White Knight》
2《反論/Gainsay》
2《解呪/Disenchant》
2《赤の防御円/Circle of Protection: Red》
2《冬眠/Hibernation》
1《除外/Exclude》
1《神の怒り/Wrath of God》
1《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk》
赤白青のトリコロールカラーのカーミックボンバー。
基本的には火力でクリーチャーを捌いて稲妻の天使かカーミックボンバーで勝つ構成。
ゴブリンの砲撃がなくても、嘘か真かで選ばれなかったり対処された稲妻の天使を霊体の先達で釣り上げるだけで普通に強いのでこんな感じとなった。
いくつかの採用理由。
・ランド25枚
基本的には青と白を優先して採用。
ペインランドは楔三色だと命が危ういことをインベイジョンブロックとマルドゥカーミックで思い知ったので、かなりペインランドを削った構成。
とはいえ山が少ないため赤マナを出すときに命を失うのが結構キツいため、ミシュラランドの枠はフェアリーの集会場ではなくギトゥの宿営地を選択。
ゴブリンの砲撃と合わせて象くらいまでは倒せるので割と強かった。
・全体除去
メインは地震1本/サイドから神の怒りとネビニラルの円盤
メインはコントロール相手でも攻め手に使える地震をチョイス。前日に入れ替えた。
サイドには基本のラスゴと、ミシュランあたりにも通るネビ盤を散らした構成。
・ウルザの激怒
コントロールと当たる際はこれがフィニッシャーになり得るし最近はコントロールも強い! メイン採用! としていたが6マッチでコントロールとは一度も当たっていない。
・スリーブ
バベルで使う樋口円香スリーブである。
元々バベルを組むとき、「ここから60枚抽出したら別デッキなるだろ!」と思いながら組んでいたし、これまでの旧枠モダン対戦会などでもバベルの子として60枚で回すことも結構あった。
これまでが283(つばさ シャニマスの事務所の名前)で戦っていたため、今回はソロでの出場。気分はWINGの次にGRADに挑むとかそんな気分である。
・このデッキを選んだ理由
これは私事ではあるが、2月の頭に右肘の骨を2本折る大怪我を負った。肘の骨は片腕につき2本しかないので簡単に言うと全滅である。
いまは普通にキーボードを打ったりカードゲームをすることは可能だが、腕をひねったり伸ばしたり曲げたりができないし、動かしすぎると痛みが走る。今も痛い。
プレートを入れて固定して骨がくっつくのを待っていたところ、関節の方にネジが一本飛び出していたのでこの大会の1週間前にそのプレートを取り除く手術をした。
その際に一度目の手術が長引いたことで発生した癒着を剥がしたところ、術後の痛みがずっと残り続けているし未だに腕は熱を帯びているしめっちゃ腫れている。今も超痛い。
Q:簡単に言うと?
A:こんな状況でバベルのシャッフルをするのがめちゃめちゃキツい。
というのもあったが、単純に前回のGPが終わってから色々とこき下ろされたので復讐の気持ちもあったのは事実。
そこでマルドゥカーミック、ミルストーリー、青白ウィニー、リスアラームなどを研究しつつ限築杯(インベイジョンブロック構築)の大会にSSS(t黒)で出たところ、そちらも割といいところまで行った。
このタイミングで、自分の人間としての向き不向きがはっきりとわかった。
「どんな相手にもどこかしらの勝ち筋がほしい」「単調なゲームは好きではない」「明らかなトップメタは対処されたときのアドリブリカバリーができないから選びたくない」
というところである。
それとは別で1日を共に戦い抜いた稲妻の天使を活かすデッキを作ろうと決意。
このあたりで、サブ勝利プランに稲妻の天使を据えたカーミックボンバーを思いつき、ある程度いい感じになったのでそれで行こうと決断。
そこから極力メタゲームに載せないように大会に出る際はこのデッキを使わないようにしつつ大会でない対戦会で調整を繰り返していた。
モチベーションが高く、旧枠モダンそのものの発展を願っていたためこのように大会成績結果をまとめていたものも記事にしていたが、実は高度な情報戦のひとつだったのである。なんの意味があるんだこの高度な情報戦。
色々と書きたいですが腕がすごい痛いので寝て起きたら書きます。
・対戦成績
詳しいことは寝て起きたら書きます。書きました。
白単○×○
SE7位のプログラマさん。
1ゲーム目は先手を取った相手が2t目にサバンナライオンを3枚並べたので地震をX=1で打って壊滅させて勝利。
2ゲーム目はサルプリを止めきれなかったが、3ゲーム目はサルプリと白騎士で殴り勝った。
赤緑ステロイド○××
準優勝者のメグスケさん。
1ゲーム目はカーミックボンバーを決めたが、2・3ゲーム目は相手のカードを捌ききれず敗北。
魔力のとげを置かれたときは正直死を感じた。感じるも何もなく死んだが。
赤単バーン×○○
前回優勝者のルッツエルンさん。
1ゲーム目は稲妻! 火山の槌! 怒鳴りつけ! 火力いっぱい!!!というドブンムーブで死。
2ゲーム目は赤の防御円を引いたのでそれを守って勝ち。
3ゲーム目は赤の防御円を引くために3回マリガンしたが引けずに仕方なく始めたら2ターン目に引いたので置いて勝ち。
決め手に稲妻の天使を発進させることが多かったが、赤の防御円を置かれている状況だと稲妻の天使くらいしか当てる先がない。
稲妻の天使を守っていると帰化で防御円を割られるので守りたくない……という気持ちだが、このデッキにおいてはカーミックがもう一度呼んでくれるため実質8枚体制なのが強いポイント。
ムル谷さん。
1ゲーム目、2ゲーム目共にカウンターを要所要所に差し込んで勝ち。
当日に頑張って入れたトーモッドの墓所1枚がきれいに決まった一戦。正直気持ちよかった。
エルフ○○
太郎さん。
このタイミングでIDすれば確実に決勝へ行く事のできるポイントだったが、4-1だとシングルエリミネーション全てで先行スタートが決定すると判断し目の前の人がエルフ使いなのを知っていたのもあり悪魔の囁きを仕掛けて5ラウンド目を行った。
肝心のゲーム内容だが、稲妻と火でエルフの森をたくさん焼いた。
SE1 ×○×
優勝者のぽかざきさん。
1ゲーム目は1マリして並べられた象を地震で焼き切った返しに出てきたギャンコマで死。
2ゲーム目は頑張って耐えてカーミックボンバー。
3ゲーム目はマグロハンドで行けるかどうか怪しいかな……と思っていたがここまでマリガンを何度もしていたのでもうやりたくないと思い、やらなかったら見事に死んだ。
マリガンはきちんとしろという教訓を得た。
・まとめ
前評判の関係で「青緑多そうだな……」と書いていたし実際自分もそう思ってウルザの激怒メインのサイド反論を積んでいたが、見事にアグロとしか当たっていない。
アグロ戦術に強いカードを結構積んでいるので相性自体は良かったのだが。
とはいえ、シングルラウンド進出は結構大きめの目標だったのでそれが達成できて非常に嬉しい。
このデッキ自体の愛着も強いので、次は優勝を目指してこのデッキを調整し続ける気持ちもあるし色んなリベンジは果たしたのでバベルに戻って勝ち越しを目標にしたい気持ちもある。まず体を直せ。
どうするかわからないし、そもそもこの旧枠モダンというフォーマットは静かに拡張するフォーマットである。
今年の秋ブロックがドミナリアを舞台にしている関係上、結構な新カードが増える可能性も多大にある。
今後も旧枠モダンからは目が離せないし、自分も離れることはないだろう。
ただどの道を歩むにしろひとつだけ。誓いを立てて終わりとしよう。
次は勝つ。
・最後に
後日詳しいデッキリスト記事やアーキタイプまとめを書きたいので、参加者の皆様におかれましてはGP旧枠モダン第12回のTwitterのグループDMのアンケートにお答えいただけますと幸いです。
(他の人からの送信がないよう、URLはこちらには貼り付けません)
本当は会場で聞き取りを行う予定だったのですが、自分がシングルエリミネーションに進んだ関係で聞き取りができなかったためご協力頂けますと幸いです。
よろしくお願いします。
https://twitter.com/toriniku_wing/status/1535515925067501568?s=20&t=0DcM_-KGwe879YJGKPGiuQ