前回のGP旧枠モダンから約5ヶ月。
旧枠モダンGPの季節がやってきた。
まあいつものである。
今回の記事は、TOP32のデッキリストが知りたいという要望から生まれたいつもどおり1時間弱の作成時間で作ったデッキリストである。
続きを読む
二晩寝ても悔しさが消えきらないので休みの日を利用してカード1枚1枚に焦点を当てた大反省会です。
文章化することで見えてくるものもあるかもしれないので……。
長文となりますがお付き合いください。
続きを読む
MtGにてこういう催しがあった。
告知:9/19(日)にディスコードのビデオ通話を利用したインベイジョンブロック構築の大会を開催します!
— 添削杯運営アカウント (@tensakuhai) 2021年8月17日
参加希望者はこちらのアカウントに参加する旨のDMを送信してください。たくさんの方のご参加をお待ちしております!
インベイジョンブロックという、20年前のMtGのブロック(3パック分の集まりのこと)のカードだけを用いてデッキを構築するというフォーマットである。
20年前ということでなんとこちらはモダン構築の範囲外である。古のフォーマットだ。
だが、当時は最先端の遊びであるものの、それは20年前の話。
とはいえMtGの古参プレイヤーたちは当時を懐かしみ、当時の良環境を遊ぶというまたとない機会である。
……が、僕が始めたのはラヴニカの回帰(2012年秋)のブロックだ。
そのようなフォーマットに適したカードが……手元に……。
なんか……あるなあ……。
そう。
沿岸の塔といったタップイン2色地形。
シヴの浅瀬と言った対抗色ペインランド。
稲妻の天使、火/氷、ウルザの激怒といった優秀なカードたち。
それらは優秀が故再録されることがあり、それらはモダンにて使えるようになる。
ということはどういうことか。
old-flame-modern.hatenablog.jp
旧枠モダンに仲間入りしたカードたちなのである。
バベルを使っている関係上、そういった旧モ入りした優秀なカードたちは手元にある。
ということでなんか手元にめちゃめちゃ対象カードがある状態であり、また普段遊ぶ旧枠モダン村の住民がINVブロック構築も嗜んでいる、
そして普段よく遊ぶフォロワーたちがこの限築杯主催の添削さんが主催しているヴィンテージ大会に参加していることもあったので、ある意味親しみ的なものがあった。
どうするか、というツイートをしたところ
参加されますか!?
— 添削 (@kakikukeko2131) 2021年8月18日
歓迎しますよ!
主催の添削さんからリプが飛んできた。
ということで、カードも安いし集めるのが面倒くさそうなカードたちは手元にある。
なら参加してもいいな、と考えたので参戦しました。
ということで、ここからはデッキリストの公開。
続きを読む
ヒュージ・リーダーズというフォーマットが存在する。
ヒュージ・リーダーズはマジック・ザ・ギャザリングのフォーマットの一つである『統率者戦』のバリエーションとなる非公式フォーマットです。『統率者戦』同様、プレイヤーはあらかじめ伝説のクリーチャーカード(もしくは統率者として指定可能なプレインズウォーカー・カード)を選び、その統率者の色指標に対応するカードのみでデッキを構築しますが、通常の統率者と違い、マナ総量が5以上であるカードしか使用できません。
もちろん5マナ以上のカードばかりだと、ゲームの序盤はどうしても土地事故の恐怖と向き合わなくてはなりません。そのため特殊ルールを用いてこの問題を回避しています。通常の『統率者戦』と『ヒュージ・リーダーズ』のルールの違いはルールを参照してください。
(以上ヒュージ・リーダーズ公式サイトより)
まあ簡単に言うと、
「特殊ルールとして、ゲーム外部に荒地4枚を用意して始める、マナ総量5以上のカードと土地のみを用いる50枚デッキの統率者」である。
・デカブツが多くて怪獣大決戦になりがち
・マナ総量5以上と言いつつ色んな手段で5マナまで動き回る小技の数々
・50枚デッキなので割と手軽で組める
・本当によくわからないカードたちが活躍する
などの要素から、今巷で話題になっている新しいパーティゲームである。
ちょうど先日7/10にそのヒュージ・リーダーズ交流会もあったので、
対戦レポートを兼ねて今回はデッキの紹介をしていこう。
今回使用したのはこちら、【老いざる苦行者、アローロ】である。
続きを読む
【第11回】GP旧枠モダン【ミラーリ争奪戦】 https://t.co/3y6TaUbdzs
— 双木湊 (@Minato_Namiki) 2021年6月22日
旧枠モダンウィークエンドお疲れさまでした。
Day1は下馬評通りにカーミックボンバーが全勝を飾る中、
Day2では決勝戦ではなだれに乗りまくった赤黒ブレイズがカーミックボンバーを葬り去るという劇的展開の中でこの二日間を締めくくった。
特にDay2に関してはトップに黒がほとんどいない環境下から決勝ラウンドの4分の3が黒含みという、モダンホライゾン2を経ての環境変化を感じさせる2日間だった。
というわけで私もこの2日間の戦いに挑んできた。
対戦相手に多量のシャッフルを強いて楽しいですか、ミスター・バベル #旧枠モダン pic.twitter.com/euo4oRnt8l
— とりにく (@toriniku_wing) 2021年7月3日
https://twitter.com/toriniku_wing/status/1411168593652289537?s=20
バベルで。
ということで全国各地の異常フォーマットの狂気デッキリストを見るのが楽しみな人と旧枠モダンプレイヤーの皆様、おまたせしました。
今回のバベルです。
前回のバベルはこちら。
今回も長いので記事を2分割。
まずはリストから。
続きを読む
本日はモダンホライゾン2の発売で最も盛り上がったフォーマットこと旧枠モダンの話。
というのも、この旧枠モダンが旧枠セット(~スカージ・第7版)までに登場したカード限定のモダン構築のため、再録がないとそもそもカードプールの増えない虚空フォーマットであるが、
本モダンホライゾン2にて実に38枚のカードが再録されモダンリーガルとなったため、環境が大きく変わった。
参考までに言うと、現スタンダード下で再録され旧枠モダンリーガルとなったカードはキヅタの精霊・不気味な教示者・激情の共感者の3枚である。そりゃお祭り騒ぎにもなるわ。
そんな中で様々な人が注目したのがこちら。
場にゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment ・霊体の先達/Karmic Guide1枚(A)が墓地にあるときに、もう一枚の霊体の先達(B)を出し、効果でAを指定、スタックでゴブリンの砲撃を起動しBを墓地に落とし、出てきたAの効果でBを指定しスタックでゴブリンの砲撃を起動し――と無限ループで無限ダメージを与えるデッキ、通称「カーミックボンバー」である。
・同時に再録された帝国の徴募兵が霊体の先達をサーチできること
・エコーにて手出しした霊体の先達が勝手に墓地へ行くこと
・ゴブリンの砲撃以外にも狂気の祭壇でもコンボが決まること
などから、かなり容易にコンボが決まるデッキであり、今後の旧枠モダン環境のトップに君臨するかもしれない。
実際、この記事を書いた当日の旧枠モダン対戦会では、6人がけテーブルで5人がカーミックボンバーを回すという異常風景が見られた。
……なのだが、他の方のカーミックボンバーが主にナヤカラー(赤緑白)であり、マルドゥカラー(赤黒白)を用いたカーミックボンバーが自分しか存在しなかった。
ので、せっかくなので使用者を増やすためにこうしてデッキレポートとして残しておく。興味があったらコピーしてください。
リストはこちら。
MH2にて旧モ入りしたカードは青文字。
クリーチャー:17枚
貪欲なるネズミ4 帝国の徴募兵2 なだれ乗り2 陰謀団の先手ブレイズ4 霊体の先達4 包囲攻撃の指揮官1
スペル:19枚
稲妻4 終止3 ゴブリンの砲撃4 石の雨4 名誉回復4
土地:24
真鍮の都1 反射池2 ギトゥの宿営地(赤ミシュラン)2 アーボーグの火山(赤黒タップインデュアルランド)4
硫黄池4 コイロスの洞窟3 戦場の鍛冶場2 山2 沼2 平地2
(サイドは割愛)
【基本戦術】
石の雨・名誉回復・なだれ乗りなどで土地をぐちゃぐちゃにしつつ
ブレイズやゴブリンの砲撃などで面をさらに固めていくデッキ。
細かなデッキテクとして、エコーの支払いより先にブレイズの維持コストを払うが可能である。是非覚えておいてほしい。
ランデス10枚体制・リクルーターで追加のカードのサーチなどが強く、
先に動くことが出来ると面の制圧においては驚異の一言であった。
特に、石の雨/名誉回復→なだれ乗り/ブレイズ→エコーやコストで死んだクリーチャーを霊体の先達で再利用。
は単純に犯罪行為に等しい動き。土地3枚割ったらモダンじゃなくてもキツいわ。
とはいえ、そこは楔3色を使うとダメランしかなくマナベースが終わることで有名な旧枠モダン。ダメラン10投の関係で少し動きが衰えるだけでダメラン死が無限に起こっていた。
まだまだ改良の余地はある(実際に土地や細かいカードやサイドボードに変更はあった)ので、一つのデッキ案としてこの記事をうまく活用してほしい。
あ、7/4の旧モGPはバベルで出ます。(予告)