MtGにてこういう催しがあった。
告知:9/19(日)にディスコードのビデオ通話を利用したインベイジョンブロック構築の大会を開催します!
— 添削杯運営アカウント (@tensakuhai) 2021年8月17日
参加希望者はこちらのアカウントに参加する旨のDMを送信してください。たくさんの方のご参加をお待ちしております!
インベイジョンブロックという、20年前のMtGのブロック(3パック分の集まりのこと)のカードだけを用いてデッキを構築するというフォーマットである。
20年前ということでなんとこちらはモダン構築の範囲外である。古のフォーマットだ。
だが、当時は最先端の遊びであるものの、それは20年前の話。
とはいえMtGの古参プレイヤーたちは当時を懐かしみ、当時の良環境を遊ぶというまたとない機会である。
……が、僕が始めたのはラヴニカの回帰(2012年秋)のブロックだ。
そのようなフォーマットに適したカードが……手元に……。
なんか……あるなあ……。
そう。
沿岸の塔といったタップイン2色地形。
シヴの浅瀬と言った対抗色ペインランド。
稲妻の天使、火/氷、ウルザの激怒といった優秀なカードたち。
それらは優秀が故再録されることがあり、それらはモダンにて使えるようになる。
ということはどういうことか。
old-flame-modern.hatenablog.jp
旧枠モダンに仲間入りしたカードたちなのである。
バベルを使っている関係上、そういった旧モ入りした優秀なカードたちは手元にある。
ということでなんか手元にめちゃめちゃ対象カードがある状態であり、また普段遊ぶ旧枠モダン村の住民がINVブロック構築も嗜んでいる、
そして普段よく遊ぶフォロワーたちがこの限築杯主催の添削さんが主催しているヴィンテージ大会に参加していることもあったので、ある意味親しみ的なものがあった。
どうするか、というツイートをしたところ
参加されますか!?
— 添削 (@kakikukeko2131) 2021年8月18日
歓迎しますよ!
主催の添削さんからリプが飛んできた。
ということで、カードも安いし集めるのが面倒くさそうなカードたちは手元にある。
なら参加してもいいな、と考えたので参戦しました。
ということで、ここからはデッキリストの公開。
[土地]
1《アーボーグの火山/Urborg Volcano》
2《沿岸の塔/Coastal Tower》
3《塩の湿地/Salt Marsh》
3《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
3《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
3《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
3《島/Island》
2《沼/Swamp》
2《平地/Plains》
2《山/Mountain》
[クリーチャー]
3《幽体オオヤマネコ/Spectral Lynx》
3《ガリーナの騎士/Galina's Knight》
3《シヴのゾンビ/Shivan Zombie》
2《十二足獣/Dodecapod》
2《稲妻の天使/Lightning Angel》
[スペル]
4《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
2《火/Fire》+《氷/Ice》
2《排撃/Repulse》
2《名誉回復/Vindicate》
2《ドロマーの魔除け/Dromar's Charm》
3《吸収/Absorb》
3《ウルザの激怒/Urza's Rage》
3《嘘か真か/Fact or Fiction》
2《予言の稲妻/Prophetic Bolt》
[サイドボード]
3《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
2《天使の盾/Angelic Shield》
2《オーラの旋風/Aura Blast》
2《反論/Gainsay》
2《頭の混乱/Addle》
1《名誉回復/Vindicate》
1《ドロマーの魔除け/Dromar's Charm》
2《パワーストーンの地雷原/Powerstone Minefield》
自称SSSS(S4)
ちなみにモバマスはS1だがデレステで2期分くらいSSSを取ったので僕も実質S4です。
公式発表ではSSSに黒タッチというデッキだが、黒がめちゃめちゃに入っているのでタッチを名乗れないような気もする。
ちなみにこのデッキを見た方には「何だそのデッキ」「パワーカードの地雷原」「デッキ賞狙いですか?」「この世の終わりみたいなマナベース」「色減らせw」など様々なご意見を頂戴しました。
100%真面目に組んだデッキです。
慣れたらダメでしょw
— 添削 (@kakikukeko2131) 2021年8月29日
色減らせw
見てるか添削さん!!!!!!!!!!!! 結構いいところまで行ったぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
とはいえ、基本戦術はSSSに黒を足してガリーナの騎士・シヴのゾンビ・幽体オオヤマネコのプロテクション3兄弟で攻め落とし、
サイドボードで使わなかったプロテクションを翻弄に切り替えて他のカードでメタりながらのビートダウンデッキである。
ちょっとだけ解説。
・サイドボードに入っているパワーストーンの地雷原
殴るたび/ブロックするたびにそのクリーチャーに2ダメージを与えるが、赤・白なので自分のガリーナの騎士とシヴのゾンビがすり抜けて殴っていく。
練習試合でターボ抹消に置かれたときに「あれこれ自分で貼っても問題ないカードだな……」と思ったので学ばせてもらったところぶっ刺さったので結構気持ちよかったです。
・メインボードの十二足獣
メインに入っているジェラードの評決辺りにぶっ刺さると判断。
また、シヴのゾンビが結構困るのでそれを止める手段としても採用。
最後に、4色という色の関係でサイドボードにスロットを割くことが出来なかったという事情である。
・金額の話
ちなみに、カードが安いという話だが。
どのくらい安いかというと、バベルで使用していた円香スリーブの追加購入が950円。
今回購入したカードで一番単価が高いのがストレージで手に入れた彩色の宝球、1枚200円。
つまり4枚買って800円。
一番高いのがスリーブだった。
後日、だいぶ悔しかったので使った75枚の解説と供養を書きました。
(カード名など含めて)7500文字あるのでお時間があれば御覧ください。
以下、対戦結果。
R1ドロマーコン(青白黒)
○○ー
稲天/シヴゾンを無限にカウンターで守りきって勝ち。
2戦目は頭の混乱を打ったところ相手が青を出せなくて辛そうな手札だったので
名誉回復を青に打って気持ちよくなって勝ち。
R2 マシーンヘッド(赤黒)
○○ー
シヴのゾンビに予言の稲妻とか盾持ちに名誉回復とか
ウルザの激怒を墓所天に当て2枚目を打ち消し再び現れた盾持ちをバウンスし
バウンス警戒で出てきたキッカーなし盾持ちに激怒を当てるなどなど
とにかくクリーチャーをすべて焼き殺して嘘か真かとかのアドで泥沼勝ち
2戦目は最速で地雷原を設置し同じようにクリーチャーを一生叩き落とし続け
相手の心を折って勝ち。
対戦相手「そのデッキわからなさすぎる」
ぼく「わかるなあ……」
R3 BBB(赤青緑)
××ー
引きが噛み合わずに1戦目を速攻で落とし
2戦目は彩色の宝球で誤魔化すも白マナが全然出ずにそのまま負け。
まあこのデッキそういう負け方する。
R4 ドメイン(サーボ・打撲さん)
○×○
あっ!!!!!!!!!! 旧モ動画見てます!!!!!!!!!!
1戦目は向こうがトレンチを出すもののシヴのゾンビとガリーナの騎士がすべてを解決。
2戦目は世界の荒廃と魂売りにわからされる
3戦目は魂売りにわからせかけられるもその前にビートダウン勝ち。
なお最後のマッチの残りライフは1。よく勝てたな……。
R5 ステロイド(赤緑)
○○ー
1戦目は怒り狂うカヴー/緑使い魔を火で1アド取り、
嘘か真かの激強めくりで心を折って勝ち。
2戦目も火で1アド取りながら地雷原で盤面を封殺しつつプロ赤で殴り勝ち。
一生こういう勝ち方したい。
R6 トレンチ(赤青白)
○××
1戦目でトレンチが出るも一生シヴのゾンビとガリーナの騎士で殴り勝ち
2戦目は土地が全部ペインランドで勝てず。まあこのデッキそういうデッキ。
3戦目は地雷原で膠着状態まで持ち込み相手が叩きつけるラッカボルバーを
処理しようとして排撃で潰されたり
その出てきたのをもう一度処理しようとしてまた排撃で潰されたり
再度打ち直したところを今引き打ち消しで対処したりと解決策を探す中で
向こうが排撃分のアドバンテージで得たリソースからウルザの激怒キッカーで勝ち。
とても悔しい。
ここ勝ってたら最後IDで残れたと思う。
うわーーーーーーー悔しいーーーーーーーーー!!!!!!!
R7 マシーンヘッド(赤黒)
○○ー
1戦目は激しい攻防の末に一手間に合って勝ち。
2戦目は地雷原を貼って素出しポットと稲妻の天使でライフを削り
リソースが尽きた瞬間にトップから出てきた予言の稲妻で勝ち。
7回戦5-2、上の方が揃ってIDしまくって見事にギリギリ落ちました。
超悔しい……。ハチャメチャに悔しい……。
もし次回があればこのデッキをもう一度使いたい気持ちもあるが、
これ以上変なデッキを思いついたのでそっちで出たい気持ちもあり、
非常に悩ましいところ。
というか5勝して9位ってなんだよ畜生!!!!!!! めっちゃ悔しい!!!!!!!!!!!!
それはそれとして。
とてもとても楽しかったです。
対面MtGも全然出来ない世の中でここまで大規模な大会で、しかもここまでいい結果を残せたので非常に満足……
いや9位はめちゃめちゃに悔しいな!!!!!!!!!!!
ということで第二回大会の開催を心よりお待ちしています。
ところで。
この環境に適応するためにタップインランドやペインランドを購入した皆様もいらっしゃるかと思いますが。
このインベイジョンブロック構築が終わり、使い所がない……となる方もいらっしゃるかもしれません。
そんなあなたに。
old-flame-modern.hatenablog.jp
旧枠モダンというフォーマットが存在する。