告知:9/22(日)大阪にて添削杯vol8を開催します。
— 添削杯運営アカウント (@tensakuhai) 2024年5月27日
昨年以来のテーブルトップイベントとなります。今回も沢山のプレイヤーのご参加をお待ちしております。https://t.co/lNnEpaKGDA
大阪で行われた添削杯。
添削さんとはミドルスクールなどでスタッフとしての縁もあったことと、割と洒落にならない家庭の事情*1があり、今年一度どこかで帰省を挟む予定だったため、年明けに「大阪で添削杯を行いたい」みたいな空気が流れたときに「じゃあスタッフか観戦行こっかなー」みたいな話をした。


「まあ、声がかからなければ……」とちょっと濁した会話をしていると主催者への根回しとカードの購入報告が飛んできて本格的に逃げ場もなくなり、あと家庭の事情の方も問題なく物事が進んだので*2帰省の理由も肯定され、無事に参戦と相成った。


この辺で前説おわり。
以下、準備編・前日編・調整編・本戦編に続く。
※デッキをお借りしたoxさんのデッキリスト/前払いで出していた参加費のnoteも合わせてお読みください。
※また、本レポートは添削杯終了後にお借りしたデッキが無事oxさんの自宅に届いた後にアップロードされたものです。
準備編
諸々の帰省準備をし、泊まる予定かつなにかあってしまった時に担保となる実家の住所を開示してもしもを可能な限り減らした輸送を行う前に、頂いたデッキリストを元に参考材料となる体験談をお聞かせいただく時間があった。
かなり参考となり、こちらも色々な疑問点を聞くことができてとても良い時間でした。本当にありがとうございました。
この時間で行われた会話の内、本レポで大事なのは以下5点。
・意志の力の枚数
「そういえばwillって3枚なんですね。なんで?」
「注文したショップに在庫がなかったんですよ」
「なるほどー」
「もし持ってたら入れたほうがいいです。否定の力が1枚抜けます」
パワーじゃないけどフォース(力)を買いました…… pic.twitter.com/R7jtW4m11z
— とりにく (@toriniku_wing) 2024年9月16日
何のリスクを負わずにカードだけ借りて出るの、他の方に対して失礼かもしれないな……と思ったので何かしらカードを買おうとは思っていた。*3
これが初めてのwillである。1枚だけのWillどこで減価償却するんだよ……。*4
・添削杯特有のメタ
サイドボードについては関西という地域/プロキシありというルールということから生まれる添削杯特有のメタがあり、また好みなどもあると思うので……とのことで、余剰パーツ数種類もお送りいただく事となっていた。
が、oxさんが持っていないカードもあり、たまたまそのカードが手元にあったのでこれを使おう、ということでいくつか自前で持っていくカードも用意することとなった。
・対オースミラーについて
今回借りたオースデッキは、相手の動きを邪魔しつつこちらのコンボを通していくコンボデッキ。
そのカードの性質上、オースのミラーマッチでは自分が置いたドルイドの誓いが相手の利になったり、実物提示教育も同じように相手がカードを出してくることもあり、慎重に動かざるをえない。
ということで最終的にはオースミラーではアトラクサの素出しすらありえる長期戦マッチアップとなる、という話をした。
・大事なのは死んで覚えること
MtG30年のありとあらゆる即死が飛んでくるフォーマットことヴィンテージ。
攻め手の手段は多彩なので死んで覚えないと覚えきれない、という話をした。
つまりやり込みの重要性が大きいフォーマットだ、ということだ。
でも即死して悶えてる姿が見たいってTwitterで言ってたからその姿は実況しようと思った。
・パワー増やせなくてごめん
「本当はあと一種類くらい増やしたかった」
「?(プロキシありの大会なのに何を言っているんだろう)特に問題はないんじゃ……?」
さて、頂いたリストには2枚だけパワーが入っていた。
そしてこの「パワー増やせなくてごめん」という発言。
この人は何を言っているんだろう……? という疑問は、前々日に実家に着いた時に答えが出た。
実家に帰ってきたのでoxさんのデッキと初対面を果たしたのですが、なんか本物の力が入っていて震えています pic.twitter.com/0vpFg2PQKE
— とりにく (@toriniku_wing) 2024年9月20日

初めてこのブログを見て僕を知る方へ自己紹介を。
(現在は)主にパウパーという、コモンカードで刷られたことがあるカードしか使えないフォーマットや、土地税のことをAncestral Recallと呼んだりするフォーマット*5などで遊んでいるプレイヤーである。

つまり国内最安42万円。
パウパーのデッキが何十個も組める、本物の3ドローカードが入っているんだが……?
ちなみに、mox jetも本物が入っていたがあまりカードを晒しすぎると顔バレ情報バレでデッキ特定されるかな……と思ったのであえてデッキのパワーの枚数は隠していた。oxさんの前払い参加費noteでデッキリスト公開されていたが。
当然デュアルランドも本物である。いや……本当に良かったの!? これ!? 添削杯ってプロキシありなんだよ!?
※繰り返しますが、このレポートは添削杯終了後に返送したものがoxさんの自宅に届いたことを確認した後にアップロードされたものです。
とはいえ、借りたからにはしっかりと成績を残したい気持ちもある。
一人回しには限界があるし、そもそも実家の自室のエアコンから水が出てきて一人回しができなかった*6ので、前日にしっかり練習し、当日走り抜けようという誓いを立てた。

前日編
前日に企画されていたフリプ会に参加。
色々な方とプレーすることができ、楽しいひと時を過ごすことができました。参加者の皆様、対戦・アドバイス等ありがとうございました。
ではここからは起こったことをハイライトで振り返ろう。
今目の前で犯罪が起こっている pic.twitter.com/vxL1JdQq0G
— とりにく (@toriniku_wing) 2024年9月21日
ジュエルショップにボッコボコにされた。
4ターン目にイニシアチブはズルだろ!!!!!
— とりにく (@toriniku_wing) 2024年9月21日
こちら、正しくは1ターン目にイニシアチブである。何も正しくねえだろ。
後攻1ターン目にドゥームズデイ喰らったんだが……? pic.twitter.com/S7bEH7O6er
— とりにく (@toriniku_wing) 2024年9月21日
ペタル経由で1ターン目にオース置いたら返しでフルコンボだドン! 死ぬがよいだドン!!

コレ!!!!
— oxob (@oxo_0505) 2024年9月21日
コレが見たかった!!! https://t.co/Jr22L1eaEu pic.twitter.com/HXyttPgsV1
と、即死が目立ってはいたものの、このデッキがメチャメチャ強かったため実は勝率は悪くなかった。
これ絶対成功体験だって!!!!!!!!(ガッシュの上から書庫の罠が通った結果) pic.twitter.com/AYUTH0XSeR
— とりにく (@toriniku_wing) 2024年9月21日
最後の方はサイドボード込みでドゥームズデイに書庫の罠を打ち込むという実績も解除した。
もしかして、結構イケるのでは……? と思いつつフリプ会を終え、9年ぶりに大学メンバーで集まって飲もうということで飲み会からは離脱、帰宅後はまあまあ酔っ払っていたのでそのまま睡眠し、最終調整は会場内部で行うこととした。
調整編
サイドボードの調整の結果がこちら。
以下、変更した理由
・魂標ランタン2→0
練習の時にバザーに当たらなかったので、墓地対策はドゥームズデイにも刺さる外科的摘出だけに絞っていいかという結論。
また、他の方いわく「そのデッキのバザー対策はセラの使者」とのことだったので、別にランタン無くてもいっか、という感じ。
・魔力流出2→0
「ショップにぶっ刺さる」とのことで入れていたカードだが、ショップ相手に3マナまで伸ばせる余裕はないだろうと判断して、1枚抜いて1枚入れ替えた形。
ただ結論から言うと意外と余裕はあった。余裕というかトップデッキでお祈りする時間があったというか、まあそんな感じ。
あと別に3マナまで伸びなくてもアトラクサのエンチャント枠/ブルーカウントとして優秀だったので、あってもいいと思った。
無のロッドと違って剥がされて動き出されることもないので、3マナであることを考慮しても全然入りそうだなーとも。というかヴィンテージってグダると本当にグダグダになるんだな……。
・外科的摘出2→3
墓地対策の入れ替え。
ドゥームズデイがメチャメチャにキツく、実際練習でもメチャメチャにされたので、パイル崩し/will・アンシー抜きができるこちらに変更。
この後悲劇を生むカード。
・無のロッド0→1
添削さんと冬宮さんのTwitterスペースの配信を聞いて「こっちの方がぶっ刺さるやろ!」と思ってショップ対策の入れ替えを図った。
oxさんは持っていなかったが自分がミドルスクール用に1枚持っていたので採用した。
・致命的な一押し0→1
白チブの封じ込める僧侶とルールスの蛙対策に採用。
犯罪みたいな速度でゲームを終わらせてくる白チブはともかく、ルールスは上手い方いわく「普通にオース有利」とのことだったので、衰微4枚採用の今回はなくても良かったかも? 当たりの都合もあるが普通に魔力流出の方が強かったかもしれない。
・書庫の罠0→1
対ドゥームズデイ専用絶対ぶっ殺すカード。
ドゥームズデイの返しにすべてを破壊するのもそうだが、適当にフェッチ切ったタイミングで打って外科的摘出を打つと効きそうなので、割と悪くないかもしれない。使い手がその辺をちゃんと理解していれば。
ちなみにグリゼルブランドも入れようと思ったが激しい叱責やら記憶への放逐で止まるよりもグリゼルブランドで勝つ可能性の方が少ないと思った。もしやるとしたら自分で組んでからになると思う。その日が来るかどうかは置いといて。でもちょっと使ってみたいよGP千葉で貰ったやつ。
当日編
R1 ジュエルショップ ×○○
G1の1ターン目に、お相手に許可を取って写真撮影をした。

当然死んだ。
が、G2はアウフで殴ってたら勝ち。
G3はアージェンタムのマスティコアが後手2ターン目に出そうになったが記憶への放逐で弾き、返しでアウフを出して勝利。
R2 オース ×○○
対戦された方のnoteも参照。
G1はロングゲームになったが相手がオーコを出し、こちらは手から出したアトラクサが当然のように打ち消されて負け。
この過程で魔力の墓所・赤モックスが見え、これはMoxがフル投入されているデッキだと判断。
踏み倒しせずにマナが伸びてアトラクサを先に出してくるのは相手だと考えてアウフを投入し、G2・G3はアウフビートで勝利。無事に鉄骨を渡りきった。
とりにくさん???
— oxob (@oxo_0505) 2024年9月22日
なんでオースミラーでアウフをサイドから入れてるんです???
あれ、このサイドボード違ったの!?
R3 オース ××
G1はダイスに勝った相手が後手を選択しティンカーから出てきたボーラスの城塞の前にあえなく死亡。
このタイミングで特に相手のデッキに動きを見せる間もなく死んだのでG2は実物提示教育だけを抜いてサイド後に突入。
G2は相手が出した師範の占い独楽を突然の衰微で破壊しようとしたらトップに帰って無事にフィズり、G1と同じくティンカーから現れたボーラスの城塞と合わせてなんかいっぱいドローされて死。
ちなみに突然の衰微を打ってなかったらサイド後に入れていた活性の力が打てたので本物の電流案件であった。
R4 苦悶の触手/テンドリル・ストーム ○×○
G1はロータスからボーラスの城塞が着地したものの、トップからめくっていく過程で見つかった鏡に願いをに、ストームたっぷりの狼狽の嵐を当てたところ動きが止まって、相手のライフが足りなくなって勝ち。
G2は相手のwillっぽい構えを妨害をするために自分の墓地のwillに外科的摘出を打った。

テキストを間違える電流案件。
お相手はヨーグモスの意思から墓地の暗黒の儀式2枚を経由していっぱいストームを稼いで苦悶の触手を打ちこんで負け。どの道死んでたと思う。
G3は相手がダブマリでまごついている間にハンデスからwill2枚のハンドを確認して今度こそちゃんと外科的摘出を相手のwillに当ててオースからアトラクサを出して勝ち。
R5 アグロショップ ×○○
G1は1ターン目アメジストのとげの返しに思考囲いを打ったら不毛が2枚見え、次のターン以降で崩す予定だったアメとげ破壊用の母性樹用のマナが足りずに負け。
G2は妨害しまくってトップからアトラクサと実物提示教育を引いて勝ち。
G3は2ターン目プロテクション多色のやつを出した返しにオースを出し、オースから出てきたセラの使者(指定:クリーチャー)を超えることができないということで勝ちを頂いた。
え???
— oxob (@oxo_0505) 2024年9月22日
とりにくさん4-1??? pic.twitter.com/1k0a4xsqOx
ここまで4-1。貸したoxさんもスペースキャットになってた。
R6 ジュエルショップ ××
G1は1ターン目に囲いから相手のマスカンを判断しお互いにwillを切りまくってトップ勝負に持ち込んだところ、MH3のバウンスするやつでオースを戻され続け時間を稼いで逆説から色々されて負け。
G2もなんか色々されて負け。
R7 ドゥームズデイ ○××
ぴえ…… pic.twitter.com/9ZivhVMviO
— とりにく (@toriniku_wing) 2024年9月22日
これに勝ったらたぶんTop8。
お呼び出しされた先にいたのはでんちゅうさんと撮影機材(ビデオマッチ)。
目の前にいたのは元ヴィンテージ神。

そりゃあ小糸ちゃんみたいな声も出す。こっちは始めて2日目の人間だが!?
ということでビデオ・バブルマッチだが、結論から言うと電流案件祭りなので事前にその旨を書いておく。
G1はカウンターがとにかく大量に手に集まったので、ドゥームズデイ後の噴出で山札が2になった後のタッサの信託者をカウンターで弾き、ターンが帰ってきた後に悪魔の教示者で記憶への放逐を回収し、2枚目のタッサの信託者を効果を止めて勝ち。
G2は1ターン目に現れたアンシーを不毛で割り、フェッチ起動に合わせて外科的摘出を打ってアンシーを吹っ飛ばそうと考え抱え続けていたところ、起動しないまま2枚目のフェッチを出されてしまう。
仕方ないので1枚目のフェッチを切ったところに外科的摘出を当て、アンシーを吹っ飛ばそうとしたところ2枚目のフェッチでアンシーを回収、1枚目は青黒の諜報ランドを持ってこられてなんの意味もなく終了。
その後はロータスを引かれてドゥームズデイから噴出を打たれてタッサの信託者で終わり。即打ちでアンシー全部抜いてたらガッシュ打てないしそもそもドゥームズデイのターンにタッサまで伸ばせないだろバカ!!!!!
G3はダブマリスタート。
ギタクシア派の調査でサイド後に入れた書庫の罠を見られ、「まあ見えてる書庫の罠は弱いか……」と諜報ランドで上にした時に打ったところ、そこからドゥームズデイを決められ死。ダブマリで手札が少ないのになんで勝敗関係ないところにカードを打ち込んだバカ!!!!!
と、最後に大ボカで負け、今日一日を終え――。
終了後の感想戦にて。
「G1のデモチュでアンリコ持ってきて対象相手ならそこで勝ってたよ」
「狼狽の嵐とかあったら死ぬから多分そのターン中に殺せるアンリコが良かったと思う」*7
…………。

デカい中年男性(理想図)
なにかの間違いでビデオマッチのデータ壊れねえかな……。
感想編

本当に楽しかったです。
何を相手にしてもちゃんと勝ち筋があり、負け方も納得が行くものが大半だったので……いや負け方は理不尽に轢き殺されることのほうが多かったか……でもこっちも理不尽押し付けるデッキだしな……。
兎にも角にも、対話のできるデッキを使えて楽しかった。
特に、人生で一度も打つことは無いだろうと思っていたForce of Willを打てたり、フェッチからデュアルランドを持ってきたり、パワー9を使えたりと、画面の向こうでしか見たことのない光景を自分で経験できる日が来るとは思わなかった。
というかデッキがマジで強かった。oxさんが握ってたら決勝上がれてただろコレ。
そして明らかに経験も資産も何もかもが足りない人間に対して皆様も優しくしていただき、楽しい時間を過ごすことができた。
ゲームが楽しかっただけでなく、最終ラウンドがトラウマレベルの心残りになったり、そもそもバザーとかいうよくわからないカードによくわからないまま殺されたりしてないのでまだやりたかった気持ちも大きいため、次回の添削杯にフルプロキシで参戦しようかな……と思ったりもしている。
いや本当に最後がトラウマものになっちゃったんだって。
イベントを運営してくださった添削さんをはじめとした皆様、対戦していただいたり、色々とお教え頂いた皆様、
そしてなによりも、デッキを貸してくれたoxさん、本当にありがとうございました。
いつかリベンジできる日を夢見て、プロキシ作ったり揃えれる範囲だけでもカードを揃えていこうと思います。


オチが緩い。
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*1:親にとある重病が見つかって入院治療を行うことになった。一応初期の初期なので、完治の見込みは高かった。が、流石に一度顔を出してお見舞いやらなんやらをしたかった。
*2:体調も回復して面会謝絶も解け、なんかタイミングもちょうど良かったので、こちらの帰省に合わせて一時退院した。100キロオーバーだった自分の父親が30キロ痩せて自分より軽くなってガリガリになった姿を見て結構悲しい気持ちになった
*3:後日談だがこのとき青黒の諜報ランドも買っときゃよかった。結構欲しい場面多かった。
*4:って言ってたら素直にEDHでいいという回答が飛んできたので手持ちの鳥貴族かヒュージリーダーズに入れます。
*5:ミステリーレガシー。ザ・リストやミステリーブースターなどで左下にプレインズウォーカーマークが着いたことのあるカードしか使えない
*6:普通に故障
*7:というか手札にWillがあったから精神的つまづきケアでそっち打つべきだっただろ。